しらゆりの世界*ADHDの息子と生きるシンママ

発達障害ADHDの息子と共に生きるシングルマザーが、独自の見解で語るブログ。見にきてくれたらニヤニヤしながら喜びます。

ADHD(注意欠陥多動性障害)を知ろう

 

こんにちは。はらっぱです。

 

 

 

今日はこちらの本を紹介したい。

ADHD 注意欠陥多動性障害の本 (セレクトBOOKS育ちあう子育ての本)

ADHD 注意欠陥多動性障害の本 (セレクトBOOKS育ちあう子育ての本)

 

 息子がADHDと診断を受ける結果に繋げてくれたきっかけとなった本である。

 

 

 

小学校に入学して初めての家庭訪問にて、担任の先生から「多動じゃないですか?」と唐突に聞かれた。

 

同じ保育園の友達もいない中、初めての学校と言う場所で、入学してまだ1ヶ月も経っていなかった。子供としても落ち着かないのは当たり前ではないのかと。

 

だがそんな私の気持ちとは裏腹に、相当な勢いで詰められた。

 

「授業中座っていられません」「集中力が続きません」「キレると手がつけられません」「机の周りがひどいです」「話を聞きません」「病院なら紹介します」

 

すぐそばに息子が座っているのにも関わらずだ。

 

息子がADHDかもしれないという不安など通り越し、担任教師に敵意が向いた。

(担任の先生とか優しく言っていられない。)

 

余裕のない先生なのか?感情が前に出てしまうタイプのようだ。

” 怒鳴るために怒る ”教師だった。

 

「とんでもない担任にあたってしまった」と思った。どうして今の時代すぐに病気と決めつけ名前つけたがるのだろうと、時代さえ憎むほどだった。

 

マシンガントークが続き、頭が混乱したまま家庭訪問が終わった。

 

しばらくすると冷静さを取り戻してくる。

こちらの意見など無視し、自分の意見ばかりを押し付けてきた、担任教師への腹の底から湧き上がる怒りと、「もしも担任教師の話があながち間違っていなかったとしたら?」と不安に思う、もう一人の自分が冷戦状態だった。

 

それを客観的に見ていたもう一人の自分が、担任教師が突きつけてきた事実にようやく疑念を持ち始めた

 

 

 

そこでまず気付いたこと。

 

 

多動ってなんだ?

 

 

よく耳にしていた単語ではあったが、説明ができないほど曖昧なワードだった。

 

 

先ほどは時代を憎んでいたが、ここは時代にあやかるしかない。

ネットで検索!をした。

 

ADHDというワードがズラッと並んだ。

 

一つ一つ読んでみると、心がザワついた。小さい頃から感じていた微量の違和感が、息子がADHDと仮定した場合、筋が通る。

 

私自身、親としての力量が足りないだけだと思っていた。

 

息子は個性的な性格なんだと思っていた。

 

 

 

思い過ごしならそれでいい。だが、もし本当に息子が”ADHD”という障害を持っているのなら、息子のために真剣に考えなければならない。

 

何事もまず知ることだと思い、翌日本屋へ駆け込んでみた。

 

 

 

そこで出逢ったのが、今日紹介する「ADHD 注意欠陥多動性障害の本 (セレクトBOOKS育ちあう子育ての本)」。

 

困難の始まりと同時に、すぐさまスタート地点に立つことができた。

 

まずこの本を手に取らなければ、未だ落ち着きを取り戻せていなかったかもしれない。というより、取り返しのつかないことになっていたかもしれない。今となっては、少々強引な先生で良かったのかもとまで思えるようになった。

 

実際に友達とのトラブルで、暴力を振るってしまったという報告は日々絶えなかった。

 

なによりも一番記憶として残っているのは、学校の休み時間にいたずらをした息子を、担任教師を筆頭に生徒複数人で追いかけたところ息子が道路に飛び出すという事件があった。報告を受けた時の衝撃は今でも忘れられない。

 

息子はパニックになりやすいと分かっていて、なぜそんなことをしたのか今でも思い出すだけで怒りが湧いてくる。

 

人は「わからない」ことに恐怖を抱きやすい。

 

担任教師も(ベテランだが)、子供達は特に息子を知らないのだ。

 

なんとかしなければならない、と強く思った。

 

 

 

この本は漫画を織り交ぜていて、カラフルで見やすいのが何よりいい。素人でも分かりやすく詳細に書かれている。

 

  • ADHDの主な症例
  • ADHDの症状、原因、対策
  • 家庭でのつきあい方
  • 学校の先生ができること
  • 薬物療法について
  • 治療実例集        など。

 

ADHDのタイプを「のび太型」「ジャイアン型」として、それぞれにあったつきあい方についても記されている。

 

年齢別の項目もある。

 

周りに知ってもらうことも大事だが、その前に親である私からつきあい方を見直すと同時に変えていかなければならないのだ。

 

もし少しでも不安や気になる点があるのなら、まずこの本を手に取ってもらいたい。悩んでいるより早い。大切な我が子が、生きにくさを感じて苦しんでいるかもしれない。

 

ADHDの子は自分を卑下している場合が多く、大人になるにつれ二次障害(精神病など)を引き起こす確率が高いそうだ。病院の予約日を待つ間でも(半年〜1年待ちが多かった)、病院に行くまでの行動は起こせなかったとしても、親の対応が変わるだけで子供は随分と楽になるはずだ。

 

学校や関係機関との連携も取りやすくなる。

 

自分の子供ではなくとも、もし自分の周りに”ADHD”の子供がいるのなら同様だ。周りに知ってもらうだけで、その子にとってかなり生きやすい環境が増える。

 

ネットで情報収集が容易にできる時代だが、私は信憑性を求めたい。入り乱れる情報の中から採取することはかなり難しい。ということで、まずは本を手に取った。

 

生きにくさを感じている子供を、少しでも理解してくれる人が増えたら本当にありがたく思う。とにかく自分が知ることからだ。

 

”知った”おかげで次の行動に移ることができたのだ。

 

 

 

とにかく言えることは、親の育て方が悪いんじゃない。

あなたのせいじゃない。

自分を責めないで欲しい。

 

 

 

 

じゃあ、またね。