しらゆりの世界*ADHDの息子と生きるシンママ

発達障害ADHDの息子と共に生きるシングルマザーが、独自の見解で語るブログ。見にきてくれたらニヤニヤしながら喜びます。

ストラテラからインチュニブへ。驚きの効果が

 

どうも。しらゆりです。

 

私の余裕のなさで前回の更新から大分時間が空いてしまったが、今日はADHDの息子(小2)が薬を変更したことを報告しようと思う。

ストラテラからインチュニブへ変更となり、インチュニブの服用を開始した。

処方が開始されてからまだ間もない薬ということで抵抗があったが、息子の場合は以前チックが出たことがあるため、コンサータは服用できなかった。

ということで、新たな選択肢「インチュニブ」の効果についてお話ししようと思う。

 

 

ストラテラが合わない

 

ストラテラ服用開始から3ヶ月、ストラテラが息子の体に合っていないことがわかってきた。

 

常に元気が無くなってしまい、薬を飲むと吐き気、食欲も著しく減退してしまったからだ。体重も減ってしまった。担任の先生も心配するほどだった。

本人もストラテラの服用を拒絶するようになった。

 

これは無理に続けても意味がない。なんか息子がいなくなっていく感じがした。 

 

そこで息子と相談し私たちが下した決断は、薬の服用をやめることだった。薬を飲んでいない時の息子の方が息子らしいじゃんと思った。

「薬を飲むことで、本人らしさがなくなる」という書き込みなんかを見るたび「その通りだ!」って、自分自身に思い込ませた。

 

友達とのトラブルや、勉強等日常生活に対してやる気が出ないなど、以前の状態に戻ってしまったとしてもいいじゃないかって。

 

だが、甘かった。

 

ストラテラの服用中止

 

ストラテラの服用を中止してみると、以前の状態がこれほどまでひどい状態だったのかと思い知らされた。

 

友達に手が出たり足が出たり、放課後の児童クラブでもトラブルが多発した。クラブの先生にまで責められる日々。息子が起こしたトラブルでなくても息子のせいにされた。

 

学校生活も以前の状態に戻ってしまった。

ストラテラ服用のおかげで友達とうまく付き合えるようになってきていたようで(元々人が好き)、また手や足が出てしまっていた。休日も友達と遊ぶようになっていた姿がまた見られなくなっていた。ジャンケンで負けることさえ、また以前のように癇癪を起こす。

授業中も集中できず、教室を歩き回ったり、一緒にやろうと先生がフォローをしても聞く耳を持たなかった。

 

また以前のように、どんどん自分に自信を失くしてしまっていた。

 

前回2017年10月11日に書いた記事の直後のことだった。

www.shirayuri10.com

 

これではまずいと思った。

自分がどこまで堕ちれるかより、自分がどれだけ頑張れるのかを知ることの方が大事だろう。

薬の力を借りてもだ。あれだけ不安だった薬の服用についてだが、やはり情報過多で日々めまぐるしく、個人に求められるレベルがどんどん高くなってきている今の時代に合わせることの方が重要だったんだ。

 

世の中甘くないと思い知らされた。薬をやめれば解決すると思っていた私が間違っていた。なんの為に薬の服用を始めたのか忘れていた。

 

なにより、息子に元気でいてほしいんだ。

 

ストラテラからインチュニブへ

 

ということで、2017年11月8日から薬を変更した。

  

インチュニブをご存知だろうか。

いや、知らない方の方が多いかもしれない。

コンサータストラテラはメジャーだが、それもそのはず。”インチュニブ” は2017年5月から処方が開始されたばかりだからだ。

 

現在すでに通院している方は「新薬が発売されました」など、聞いたことがあるかもしれない。そう、その新薬が ”インチュニブ” だ。

 

新薬とされている ”インチュニブ” は、現在最大2週間の処方しか認められていない。(2018年5月までとのこと)

それに伴い、使用上のデータも少ない状態だ。

 

もちろん不安だった。

だがチックが出たことがある息子はコンサータの服用ができない。

 

残された選択肢、じゃないな。新たな選択肢はこの ”インチュニブ” だった。

 

インチュニブとは

 

インチュニブとは、小児のADHD治療薬で「不注意」「多動性」「衝動性」の改善を目的とした薬。 主に「多動性」と「衝動性」に作用する。

 

副作用に食欲の減退がないことが魅力的だった。

 

インチュニブの副作用で特に注意したいことは低血圧眠気

低血圧…頭痛、ふらつき、めまい、立ちくらみ

眠気…とにかく眠い、体がだるい、ぼーっとする

(元々は血圧を下げる薬として開発された)

 

これ以外に、攻撃的な態度や行動が現れたりひどくなる、抑鬱状態のようになる可能性もあるそうだ。

眠気が出ることから、高いところに登ったり、組体操や倒立などの遊びに注意することも重要だ。自動車や二輪車などの乗り物の運転もしないようにとの記載もある。

 

受診の際は、毎回血圧の測定をしている。

(血圧の測定について詳しくはこちら。)

www.shirayuri10.com

  

そして絶対にしてはならないのは薬の服用を急にやめてしまうことだ。

一時的に血圧や脈拍数が上昇したりすることがあり、海外では高血圧性脳症(急激な血圧上昇で頭痛、吐き気、けいれんなどが起こること)に至った例がある。

薬の服用をやめる場合は、必ず医師に相談しよう。

 

どんな薬にも必ず副作用があり、うまく付き合っていくしかない。

とにかく服用してみる必要があった。

(副作用についてはこちら)
www.shirayuri10.com

  

治療日記

 

もう一つ、薬の服用と並行して治療日記をつけることになった。

新薬だからかもしれないが、専用の日記帳をもらえる。

 

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インチュニブについての冊子と、専用日記帳

 

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専用日記帳の中身

 

  1. 服薬チェック(飲んだ時間の記入)
  2. 今日はどのように過ごしたか(楽しく過ごせた:ふつう:楽しくなかった 3段階評価)
  3. できたことや学校の先生からほめられたこと、楽しくなかったこと
  4. いつもと違う様子はあったか
  5. 主治医に伝えておきたいこと

 

インチュニブを4ヶ月続けた結果をお伝えする。

 

薬を変更してから4ヶ月後の今

 

まるで別人だ。

息子は息子なんだ。だが息子の良さがたくさん出てきたんだ。

 

主に担任の先生の協力と周りの友達のおかげで、ちょうどいいくらいに頑張れるようになった。

もちろん塞ぎ込んでしまうこともある。頑張りすぎて疲れた時などだ。そんな時は休ませるようにしている。

 

もちろん全てが改善するわけではない。私たちもそれは望んでいない。ただ息子が生きやすく、過ごしやすくなっている。

 

具体的には、 下記にまとめる。

  • 息子が発熱により学校を休んだ日には、小学校に入学して早々トラブルを起こしたとき私が泣きながら謝りに行ったお家の子も一緒に複数人で連絡帳を届けにきてくれた
  • 息子は未だ数メートルの距離でも1人で友達の家に行くことができないのだが、それを察してか送り迎えをしてくれる友達もいる
  • 家が離れた友達の家に車で送って行った時は、こんな日が来るのかと実感が湧かなかった
  • 学校内にも息子に手を差し伸べてくれる、受け入れてくれる友達がたくさんできた
  • 理由なく友達に手を出すことがなくなった
  • ”負け” を認められるようになってきた
  • 謝ることができるようになってきた
  • 最近、女の子に告白もされたようだ(さすがにこれはニヤける)
  • 授業中に折り紙をしたり、消しゴムを粉々にしなければいられなかったのが、注意されたらすぐやめれるようにもなった
  • 席を立たなくなった
  • 先生と約束したプリントやドリルなども、取り組めるようになった
  • 目標に向かって頑張ったあとの達成感も知った
  • 清掃の時間も、率先して取り組む姿が目立つようになった
  • 人のために行動することが増えた
  • 得意な教科は、人に教えることもできるようになった

たった4ヶ月だが、見違えるほどの効果があった。

息子を支えてくれていると思う。

 

まとめ

 

世間では当たり前のことだろうが、ADHDがあっても時間をかけてできるようになることが多いんだ。

大切なのは「諦めないこと」だった。

そのために、薬の力を借りることは悪いことではないと私は思う。

”インチュニブ” という薬が息子に合っていたことが幸いだ。

 

薬を飲んだから治るものではない。引き続き周りの協力が必要不可欠だ。

そのために親の働きかけも重要であることを忘れてはならない。

 

本人の努力と周りの協力と、親の努力だ。

 

そんな親も、薬に力を貸してもらうことがあっていいと思う。

決して弱いからじゃない。少し負担が大きいだけだ。

 

とにかく、発達障害の子供を見放さないでほしい。

時々はいいんだ。親だってできないときもある。見守っていることを子供自身が知っていてくれたらそれでいい。人としての否定だけはしないでほしい。

とにかくなんでも褒めていい。(親も練習が必要だと思うんだ)

 

そんな感じ。

 

じゃあ、またね。