しらゆりの世界

発達障害の息子と共に生きながら、独自の見解で語るブログ。ADHDをよく知らない方にも。

ADHDの息子が外の世界に目が向くようになってきた

f:id:w-lily:20190513001637j:plain

 


どうも、しらゆりです。

 

今日は下の記事で触れた、小学校3年生(息子)の振り返り②について、少し詳しくお話ししようと思う。

w-lily.hatenadiary.jp

 

②行ってみたい場所、やってみたいことなど興味を示すことが増えた件についてだ。

 今日は、「行ってみたい場所」についてお話ししようと思う。

 

子供が行ってみたい場所といえば、あれだ。

もはや人間界のキングといえよう、大人をも虜にして非現実世界をこれでもかと味わえる「ディズニーランド」。

 

大まかなジャンルとして分類すると「水族館」に「動物園」に「遊園地」に「ゲームセンター」に。

 

開放感あふれる遊び場や、普段目にすることができない珍しいもの、更には大声を出しても怒られないとか、宿題のことなど忘れて自分の興味に思う存分浸れるとか、なんせ親の財布の紐が緩むとか。サイコー

 

だがうちの息子はというと、ADHDの子供にありがちな「人が大勢集まる場所」「初めての場所」は苦手である。とにかく「ひきこもり」と言わんばかりに外に出ようとしなかった。

 

「ディズニーランド」なんて最高レベルの難易度である。

 

だったら、おとなしく家にいさせればいいじゃないかと言われるかもしれない。

 

確かに普段は家にいさせることの方が多い。

買い物なんかもう漢字と同じくらい嫌いな息子だからな。

 

でもだ。でも。

 

じゃあ全くもって買い物に連れて行かないとか、人の大勢集まる場所に行かないとかしていたらどうなる?

 

初めての場所が苦手でも、2度目なら初めてじゃなくなるだろう。

「初めて」をたくさん経験しておけば、「初めて」も初めてじゃなくなるんだ。

人生「初めて」は死ぬまで訪れる。

 

人生自分の武器になるものとは?物なんかと違って盗むことができないものとは?

 

 

 

そう。自分自身の持つ「経験」だろう。(若干20代の女が吐くセリフには説得感がない)

 

 

 

違う人間が同じ場所、同じ時間、確かに存在した事実があったとしてもだ。一人一人「経験」した内容は、人間が違えば必ず違いがある。

 

今のうちに「経験」させておくしかないじゃないか。

 

しらゆりの性格上、この自らの意見を覆すには10年ほどかかると推測する。10年後、息子はもう成人だ。あと10年の間に親ができることとすれば、この意見を覆すための努力ではn・・・これを語り始めたら私も10歳は年を取れる。

 

そのため、私の「教育方針」として捉えていただければ幸いだ。

 

 

 

ということで、人が大勢集まる=東京(ど田舎者の概念)に何度か連れて行ってみた。

お台場・池袋・上野・新宿辺りだ。

 

新幹線に乗り、電車を乗り継ぎ、どこに居てもどこを見ても「人」「人」「人」。

 

水族館や動物園、忍者体験や未来館、砂浜をブラブラしたりテレビ局を覗いたり。レゴに包まれてみたりもした。

 

だが、どこも「初めて」の場所だ。

 

連休などはなるべく避けて、比較的人の少ない時期に出向いていたのだが、電車に揺られる最中イベント会場を目にした時は、

 

「人がゴミのようだ・・・」

 

と、突然息子にムスカが舞い降り、冷静に呟いたりする。

 

 

 

そういう時のために、ホテルを予約しておいた回があった。

家に帰る以外に、ゆっくり過ごす経験もさせてみようと考えたからだ。

 

その日はどこへ行っても、「ホテルまだ?」「早くホテル行きたい」と連呼するばかりだった。

 

ということで、チェックイン可能時間になったと同時にホテルへ向かった。

 

私は過去に勤めていた会社にて、連泊の出張が続いた時期があった。

ホテルの部屋からテレビ電話をしていたことを覚えていたのか、ホテルに到着するや否や、なにやらテンションが上がり出す息子。

 

カードキー式のエレベーターに目を輝かせ、部屋に到着すると、今までに見たことがないほど高揚した息子が確かにそこにいた。

 

 

 

ホテル。

 

ホテルは静かで息子以外に私しかおらず、文句を言う人間もいなければ家でもない、息子にとって最高の非現実世界だった。

 

ホテルは息子にとって、人間界のキング「ディズニーランド」に匹敵する夢の国だったのだ。

 

もう、息子にとって最高のお出かけは「ホテル」である。

 

 

観光やレジャーなどどうでもいい。 

静かなホテルで、普段と同じようにゲームをして過ごせればそれでいい。

 

 

 

そんな体験をさせていたら、「ディズニーランドに行きたい!」と息子が強く要望するようになった。(しらゆりは苦手タイプ)

 

県外でイベントがあれば「行きたい!」と言ってくる。

「ジェットコースターに乗りたい!」とか。早い系の乗り物は苦手だと思っていたのだが。

 

例えば東京なら1時間半あればつくところを、2時間半かかる県外であっても「なんだそのくらいで行けるんだ」と、母よりも遠出に対し寛容になっている。

 

そう、彼には「ホテル」があるからだ。

 

遠出=ホテル なんだ。

 

 今度は「ホテル」を目的とした旅を計画するのも悪くない。

ディズニーランドを目標とするのもありだろう。

 

息子の目が外へ向いてきた。

私の「教育方針」が、今は吉と出たと捉えてもバチは当たらないと思いたい。

 

 

これだけは言っておくが、どこへ行くにも無理やり連れて行くのは良い方法ではないと思うんだ。

 

事前に移動手段や目的地、そこへ行くまでにかかる時間など息子に全て伝えておく。

「行きたい!」と言った計画のみ実行する。

 

どうしても楽しめない場合や、長い列ができている時などは、もったいないと思わず切り上げることも重要になってくる。

 

「トラウマ」になってしまったら元も子もないからだ。

「触れておく」ことが何より大事だと私は考えている。

「知らない」より「知っておく」方がいいだろうという程度のことだ。

 

全く焦る必要もない。子供だって大人だって、一人一人違うからだ。

 

ただ子供のうちはどれだけ失敗しても、親がそばにいてフォローできる機会が多い。

今のうちなんだ。

 

経済面は確かにキツいが、貯金なんてないが(泣き崩れているなう)、今しかできない「経験」は確かにそこにある。

 

と、今自分に言い聞かせている。

 

 

 

最近の息子は少し自分に自信を持てたのか、これを機に何かと「興味」を持つことが増えてきた。

 

次回は②の続き、「やってみたいこと(習い事)」についてお話ししたいと思う。

 

 

 

じゃあ、またね。