しらゆりの世界*ADHDの息子と生きるシンママ

発達障害ADHDの息子と共に生きるシングルマザーが、独自の見解で語るブログ。見にきてくれたらニヤニヤしながら喜びます。

ADHDの息子は習い事が続かない。それでも最近始めた習い事がある

 

どうも、しらゆりです。

 

息子はこれまでに7種の習い事を経験してきた。

体験で終わったものもあれば、入会したものもある。だが、入会したものについても全て続かなかった。

 

何かゲーム以外にひとつでも没頭できるものを見つけてやりたい一心から、私は習い事探しの鬼と化してしまったんだ。ひとつのことにのめり込んでいて挫折してしまったとき、一気に心折れてしまうことを防ぎたいという思いからだった。

 

だがそのせいで、貯金を全てつぎ込む事態をも引き起こした。(貯金が少ないだけ)

 

今日は下記の記事を掘り下げたものだ。

www.shirayuri10.com

 

②について、息子のやってみたいことが新たな習い事につながった話である。

 

 

好奇心が芽生え始めた息子

 

以前の息子は、私が「これ、おもしろそうじゃない?」とゲーム以外の何かを提案しても完全無視だった。

成長していくにしたがって「そうだね。やってみたいね。」と心のこもらない返事を返すようになった。顔に出てるぞ、顔に。

 

「ゲームさえあれば生きていける」と言わんばかりの息子。

「ゲームさえあれば生きていけるんだろな」と言わずとも察する母との冷戦状態が続いていたのである。

 

ゲームに関しての情報だけは早い。

「発売日は◯月◯日」

「金額は◯◯円」

キラキラ輝く目で訴えかけてくる。

 

その都度私は、息子に課題を与えることにしている。

  • なぜこのゲームが欲しいと思ったのか。
  • このゲームを手に入れることで得られるメリットはなにか。
  • このゲームを手に入れたことで起こるデメリットはなにか。

「ママがこのゲームを買ってあげたい、もしくは欲しいと思うようにプレゼンせよ。」と。

 

無論、息子は暴れ出す。

 

そんな息子が、ゲーム以外のことを自分から「これやってみたい」と提案してくるようになった。実際に外へ出たり、実物を自分の手と頭でどうにかせねばならない部類の興味に変わってきた。

 

木彫りだったり、料理だったり、高難易度の折り紙だったり(折り紙は小さい頃から好きだった)、スケボーとかバク転ができるようになりたいとか。

 

これは、好奇心が芽生えたということなのか?

自分以外の人間を意識するようになってきたのか?(異性を意識するようになると、精神的な成長が早まると聞いたことがある)

  

ゲーム以外のことに興味を持ち始めた。

  

過去に体験した習い事

 

息子がADHDだと判明する前から、ゲーム以外にハマれるものを見つけてやりたいという思いがあった。

 

体験させてみたり、息子が気に入ったものに関しては迷わず入会した。

習い事に関しては、息子に「行く?」というと「行く!」と言うんだ。

  

「運動系」

  • ダンス(体験)
  • レスリン
  • スイミング
  • サッカー(体験)
  • バレーボール(体験)

 

「ゲーム系」

  • 英語
  • プログラミング

 

>>ダンス

知り合いの紹介で体験に行かせてみた。だが本格的で厳しいダンス教室だったため、息子は圧倒されて怖気付いてしまった。2回体験をしたのち終了。

 

>>レスリン

身内のつながりで体験に行った。やはり本格的な雰囲気が息子にとっては恐怖に感じたようだ。5回ほど体験をしたのち終了。

 

>>スイミング

同じ保育園の同級生たちが多く通うクラスだったため、すごく期待を込めて通わせてみた。友達がいる喜びよりスイミングが嫌いな感情が勝ってしまったことにより、半年も続くことなくやめてしまった。

ADHDは水泳が苦手なタイプが多いことを、まだこの時は知らなかった。

 

>>英語

よくある英語教室の勧誘があり、騙されたつもりで体験をしてみた。

息子が「やりたい!!」と家の床を抜く勢いで意思表示をしたことから、この時何故か少し余力のあった私は全財産を入会金その他諸々に注ぎ込んだ。

だがこれも、半年ほどで完結した。泣いた。

 

>>プログラミング

そのあとすぐプログラミング教室に行った。ロボット製作から始めるやつだ。息子も気に入っていたはずだった。だが、御察しの通り。終わりはすぐだった。

 

>>サッカー

体験に行ったが、別に入部するほどやりたくないとのことだった。

 

>>バレーボール

これについては下記で掘り下げる。

 

その後はもう、息子から提案があるまで待とうと思った。

習い事とかゲーム以外に夢中になれるものがなくても大人になれる、大丈夫だって自分に言い聞かるようになった。

色々早すぎたのかもしれないという、無念さと悔しさも感じていた。

 

そもそも息子に負担をかけてしまうだけなのかもしれない。

家にいるほうが息子にとっていいのかもしれないとも思った。

とにかくゲーマーを目指せばいいじゃないか!って。

 

最後の望みをかけたバレーボール 

 

息子が小3に進級し、習い事に対する熱も完全に冷めたころ、知り合いからバレーボールのお誘いをいただいた。

 

だが過去を思い返すと、無理に行く必要はないなと思った。

 

それでも息子は、「行ってみる?」と聞くと「行く!」と言うんだ。

息子の思いは大切にしてやりたい。

 

体験に行った。

 

結果は・・・

 

 

 

コーチに「もう来ません。ありがとうございました。」と丁寧に自分で伝えていた。

 

 

 

いや、それは予想外だった。

 

さっきまであんなに真剣で楽しそうだったのに。

「もう行かない」ってなる結果は想定内だったが、練習中は早すぎだ。

 

「もう来ません」って大人に言えるのはレベル99。

逆に親たちが関心していたよ。

 

でもやはり、息子には合わないようだった。

 

息子からの提案

 

そして小3も終わりが近づいてきた頃、まさかの出来事が起きた。

息子が自ら提案してきたのだ。

  

「ピアノやりたい。」

 

想像もしていなかった。自分から提案してきたことに対してもそうだが、息子は驚くほど音感もリズム感もない。(失礼)

100%的中する預言者の予言だとしても「今回ばかりは残念だったな」とほくそ笑んでやったであろう私。

「得意なことを伸ばしたほうがいい」と、私が思い込んでいただけだった。

 

思い返せば合唱は口パクのスペシャリストだが、合奏は驚くほど熱心にやっていた。

ピアノが下手なふりをして本領を発揮するピアニストの動画も繰り返し見ていた。

息子は楽器が好きだった。

 

静かな環境を好むことも思い出した。

今までさせてきた習い事は全て、生徒が複数人いた。

ピアノは?

 

1対1じゃないか。

 

その時期が来れば、自ら興味を持てると知った。

息子が一番、息子自身のことを理解していた。

 

習い事などやりたいことをさせてもらえなかった私の幼少期の苦い思いを、ただ息子にぶつけてしまっていただけだったのかもしれない。

 

反省した。

 

ピアノを習うにあたっての不安

 

だが、ADHDの息子の特徴をある程度理解できている今だからこその不安があった。

 

  1. 集中力は続くか
  2. 音符を「書く」ことに苦戦するのではないか
  3. 覚えるまで音符を読めないイライラを抑えられるのか
  4. 注意されて癇癪を起こさないか
  5. 学校で疲れて、休みが多くなってしまうのではないか

 

どんな習い事でもこういった不安は付き物だろう。

 

というわけで、ピアノ教室の先生に全て打ち明けた。

 

するとこのピアノ教室は、

  • 集中力を考えてレッスン時間は30分
  • ピアノの発表会は小規模(無理なら連弾、もしくは見学)
  • 練習はできるところまででOK
  • 先生自身、体調不良で休ませてもらうこともある(日にちの調整可能)

と、なんとも理想通りのピアノ教室だった。

 

イライラや癇癪に関しては、「とにかく褒めて伸びるタイプだね!」と寛容に受け止めていただけた。

 

ということで、ピアノ教室に通い始めた息子。

「行きたくない」とまだ一度も言っていない。

 

レッスン時間が短いため、親は別室で待っていられるし、もちろん外出してもいいのだが、息子はすでに「どっちでもいいよ。ママのいいようにして」と言う。

 

「ママここにいて」という息子がいない。

  

今までの習い事を思い返してみると、まず息子がADHDと判明したのが1年生の終わり。私自身ADHDのことをよく理解していなかったこともあり、情報が相手側に十分伝えられていなかった。

 

息子に負担をかけているだけの習い事に過ぎなかった。

だがそれも、今だからわかることだし、無駄じゃなかったと思える。

 

数々の体験と経験があったから、やりたいことが芽生え始めたのかもしれない。

 

共に生きていくってこういうことかと。(規模が大きすぎる)

 

ADHDだからといって習い事を諦めることはないし、かと言って焦る必要もない。

本人に全く提案しないより、断られるとわかっていながらも提案しておけば、きっと頭の片隅に一つの選択肢として持ち続けることができるはずだ。

 

必ず何かに興味を持つ日は来る。

今は「習い事」だが、いつしか逃げ場所になる日も来るかもしれない。(これが一番の目的)

 

一つのことだけにこだわり続けていて、その一つに挫折した時、「失敗」や「負け」に強い恐怖心を抱くタイプであれば、簡単にポッキリ折れてしまうと思うんだ。

 

そうなってしまってから這い上がるのは、容易なことではない。

 

1人でも多くの「人」と長く関わっておくのが良いと考えてる私は「習い事」として記しているが、「習い事」に限らなくても良いと思う。

 

私の中では「習い事」が手っ取り早かったと言うだけだ。

 

他に良いアイディアがあったら教えて欲しいと切に願う。

やっぱり「習い事」には費用が嵩むしね。

 

あ、なんでもそうか。

息子のペースで続けられたらいいな、と思う。

 

生活ギリギリのしらゆり家が選んだおすすめのピアノ

 

ちなみに、生活ギリギリのしらゆり家が購入した自宅練習用のピアノを紹介しておこう。

 

条件としては、

  • 調律が必要ない
  • 場所を取らない
  • 鍵盤の感触は調律タイプのピアノと同等がいい
  • 安い

これだった。

 

その結果見つけたピアノがこちら。

CASIO(カシオ) 88鍵盤 電子ピアノ Privia PX-160GD シャンパンゴールド

CASIO(カシオ) 88鍵盤 電子ピアノ Privia PX-160GD シャンパンゴールド

 

 

これは良い買い物をしたと思っている。

見事に全ての条件クリア。

  • 調律が必要ない
  • 場所を取らない
  • 鍵盤の感触は調律タイプのピアノと同等
  • 安い

思っていたより少々大きかったが、これくらいないと難しい曲を演奏するのは難しいだろう。(姉たちがやっていると言うありがちな理由で、ピアノは5年間習っていたしらゆり)

 

グランドピアノも、アップライトピアノも調律というメンテナンスが必要だし、場所を取る。足つきの電子ピアノも場所を取られるし、なんせどれも予算オーバーしてしまう。

 

だがPX-160GDなら、使われなくなって暇を持て余している勉強机の上にONしてしまえば良いのだ。(なんせゴールドの色合いが落ち着いていて素敵)

鍵盤の感触もピアノと同等の重さで、いつまで続くかわからない習い事でも安心の価格。

簡単なペダルも付属されているため、ペダルを使うようになったらそれを使用すればいい。もちろん本物に近い形のペダルも販売されている。

 

今はこれで十分すぎるくらいのピアノを手に入れた。

息子もとてつもなく喜んでくれた。

 

そのうち勉強机を撤去させようと思い、このスタンドも購入済みだ。

CASIO 純正スタンド 折りたたみ式 デジタルピアノ用 CS-53P

CASIO 純正スタンド 折りたたみ式 デジタルピアノ用 CS-53P

 

 

今のところ必要なかったのが正直なところだが、なるべくピアノの場所を取りたくないとか、2階以上に設置する予定で軽量化させたい方におすすめする。

 

まとめ

 

もちろん無理に習い事をさせる必要はないが、ADHDにとって経験は重要だ。

飽きたらやめてもいい。また何か違うものが見つかると同時に、新しい場所に行く経験もつめる。

この先どうなるかは分からないが、ADHDだからと言って習い事を諦めることはないし、理解してくれる場所は必ずある。

何が好きで何が嫌いか、何が得意で何が苦手かなど、多少なりとも把握しているとヒントを得られるのではないかと思った。

 

私は全く気がつかなかったが。

 

少しでも参考になれば幸いだ。

  

じゃあ、またね。